結婚式が思いのほかよかったので備忘録
おととい結婚式が終わった。この半年間は結婚式のための準備や予定がびっしりだった。
結婚式を通して、奥さんともかなりもめた。
何がもめるかというと、まず僕と奥さんの性格がまったく違う。
ぼくは大雑把、適当、細かいこと気にしない。
奥さんはまったく逆で
細かく、こだわりが強く、人と同じことをしたくない。
そんな二人だからことあるごとに衝突した。
招待する友人たちや親族のことを考え、とことんアイディアを追求し妥協を許さない嫁。
途中で、(もうどっちでもいいやん・・次進もうよ・・)という思いを押し殺す自分。
最終的に、結婚式当日も一睡もできず(当日の映像制作に時間がかかった)
寝不足のまま会場へ向かう。
高速を走りながら、今までのことを振り返る・・・
「なんでこんなしんどい思いして、やりたくもない結婚式をせなあかんねん・・!しかも自分何もしてへんやん!!」
挙式日が近づくにつれ
こんな言葉を何度も嫁さんから言われた。
確かに嫁さんに比べたら、結婚式のことは深くは考えていなかったかもしれない。
自分なりには、嫁さんの苦手なことは進んでやり、できるだけ負担を軽くしてきたつもりではあるけど、もっともっと一緒になって考え、アイディアを発案し引っ張っていくこともできたかもしれない。これは反省点だ。
会場に到着した。
そして・・
いざ挙式が進むと、本当にあっという間に今まで考えたことが目の前で実現されていく。嫁さんがこだわって用意した演出、練習してきたバンド演奏、実験的な再入場、そして披露宴でミステリーイベント・・。
普通の披露宴はいやだと言っていた嫁さんが思い描いた挙式。
このために、半年間仕事終わって深夜までストレスとプレッシャーに追われながら話し合った様々なことを思いだすとちょっと感動した。
終わってみると、ホっと一息ついた。
本当に、ホッとした。
寝不足もあったかもしれないけど、すぐに爆睡したいと思った。
挙式から二日たってこの記事を書いている。
とりあえず挙式を通して大切に思ったことを書きとめようとおもった。
★計画性は絶対に必要であること
嫁さんは趣味が計画を立てることというくらい、計画性がすごい。
いつまでにやらないといけないか?複数あるなら効率化を図れないか?など様々なことを考えている。スケジュールをたて、やるべきことを書き出しすぐに実行していくことが目的達成のためには必ず必要だとおもった。
★とことん調べて納得がいくまで探す。
例えば会場探し。会場を決めるまでの平均が大体5件以内。少ない人だと1-2件くらい。
僕らは13件くらい回った。でも会場選びが最終的に、感動を生んだとおもう。雰囲気や対応が「ここだ!」といえる会場を探しましょう。
★友人を普段から大切にしよう。
披露宴をするとやはり友人を呼ばないといけない。しかし、普段から1人行動が多く、友人たちとコンタクトを頻繁には取らないので、困った。
久しぶりに連絡して結婚式なんやけど・・では都合よすぎないかな?と思った。
案の定、断られたりしたし・・。でも来てくれた友人たちには感謝。
★出来るだけ手作り。
これは、大変だ。僕の場合はプロフィールビデオの制作とバンド演奏。嫁さんにいたっては、イベントの映像とメニュー表、ピニャータなどかなり手作りした。
バンド演奏については楽しかったけど、プロフィールビデオ作りは本当に苦労した。
最初式場に頼もうとすると・・10万くらい取られる。そんな払う予算もない。
だから手作り。でも嫁さんからの厳しいクオリティチェック。
なれないフォトショップとムービーメーカーで作成したが、最終的に評判が良くてなかなか味わえない達成感を味わった。
予算軽減と達成感を味わうなら手作りは大切。
★人の笑顔のために、何を考え何ができるか?
恥ずかしいとか、自分らしくないとか思っていたら感動的でオリジナルな式はできない。これは自分でも課題だ。人が喜ぶために何を考え、どう行動する?
あ~~本当に疲れた。
でも感動的で本当に良かったと言ってもらえるたびに
やってよかったと心から思える。
一生に一回。
だからこそ、とことんやってよかったかもしれないと思う。
皆さんも最高の結婚式を!